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MIYAMOTO

LAB.

Physiotherapy for NCDs; Treatment and Prevention

Exercise Physiology

APPROACH

​臨床データで
理学療法のエビデンスを構築

CLINICAL
RESEARCH

臨床の疑問点を基礎研究に
落とし込んで明らかにする

基礎研究からの創出を
臨床に応用する

FUNDAMENTAL
RESEARCH

Better NCD Outcomes

3つのアプローチで

NCDsの理学療法効果および予防的効果の最大化することを目指しています

Physiological Approach

Life Style

Approach

Technological Approach

絡み合っ

CONCEPT

 シンプルであること

​ 社会的意義につなげること

 一般の人がおもしろいと思える研究であること

RESEARCH ACTIVITIES

空のジム

Physiological Approach

​生理学的根拠のある運動処方

 当研究室では、臨床研究およびヒトを対象とした基礎研究において、様々な機器や分析指標を用いて運動時の生理学的反応を検証しています。

 疫学的研究によって、運動は心血管疾患、糖尿病、呼吸器疾患に対して様々な効果をもたらすことが明らかになっていますが、近年、いくつかのがんの発症・再発や認知症の発症に対しても予防的効果が示されています。しかしながら、そのメカニズムや生理学的根拠が不十分な面も多くあります。

 NCDsの対象者に運動処方を行う際に、その効果を最大化するためには、個々に応じた詳細な処方が必要となります。生理学的な指標を用いて検証することは、理学療法士が対象者にどのような運動をどのように実施すればいいのかを導きます。

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Structural & Functional Analyses

 様々な機器を使用して、有酸素運動、レジスタンス運動、理学療法手技時における生理学的応答を測定します。

 生理学的応答から根拠のある介入方法を模索することや、介入方法のメカニズム解明に貢献します。

​使用実績:呼気ガス分析機、心電図、自律神経機能(心拍変動パワースペクトル解析)、多用途筋機能解析システム、高密度筋電図、超音波、心拍出量測定(インピーダンス法)、筋・脳近赤外線分光法(NIRS)

トレッドミルで

Biochemical Analysis

運動時に骨格筋から分泌されるMyokineは様々な臓器に遠隔作用します。Myokineは認知症やがんなどの疾患予防の一翼を担っている可能性が示唆されています。当研究室では、Myokineと各疾患の重症度との関連や様々な運動条件時のMyokineを測定しています。

​測定実績:脳由来神経栄養因子(BDNF)、IGF-1、Myostatine、SPARC、Oncostatine -M、Myonectine

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Others

兵庫医科大学、理化学研究所との共同研究で腸内細菌叢の解析を行っています。身体活動が腸内細菌叢に与える影響を検証しています。

Life Style

Approach

身体活動と身体不活動

 従来、運動を含む身体活動を増加させることがNCDsの予防や予後に影響することが示されていますが、近年、座位時間などの身体不活動が運動とは独立してこれらのアウトカムに影響することがわかっています。身体活動を増加させることの重要性はよく認知されているのですが、それだけでは不十分であることを示唆しています。

 現代社会において、様々な文明化によって身体不活動が蔓延しているため、身体不活動量を減少させる戦略を構築する必要があります。

 各疾患の疾病コントロールのためのガイドラインが示されているものの、疾病による低体力によって、推奨される運動強度や運動時間を実施できない対象者が多いのが実情です。

​ しかしながら、低体力の対象者であっても、身体不活動を減少させることは可能です。どの程度の身体不活動を減少させる必要があるのか、健康にあたえるメカニズムは何なのか、どのような戦略で身体不活動を減少させることが可能なのかを明らかにしようとしています。

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Technological Approach

テクノロジーの発達により増加するNCDsにテクノロジーで対抗する

Door to Doorのライフスタイルや通信技術の発展はNCDsを引き起こす一要因となっている可能性があります。便利なテクノロジーは上手に活用しないと健康被害を引き起こす側面を有していると言えます。

その一方で、発展したテクノロジーによって、理学療法分野において、今まで不可能であったことができるようになっていることも事実です。テクノロジーを活用した新たな視点で理学療法の可能性を追求できるようになっています。

Neuromuscular Electrical Stimulation

神経筋電気刺激は低体力者であっても、骨格筋の収縮を生じさせることが可能であり、随意的な運動と同じような効果をもたらす可能性を有しています。神経筋電気刺激の生理学的反応を検証するだけでなく、その結果を臨床応用してどの程度の効果をもたらすのかについても検証しています。

Telerehabilitation

 我々の日常生活でもIOTが取り入れられており、理学療法分野においてもConnected Healthが発展してきています。

 重度の有疾患患者は外来の理学療法にアクセスできないことも少なくありません。遠隔で理学療法評価を実施したり、理学療法プログラムを提供できるように研究を進めています。

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